ダビング10は6/2から。

  • 2008/02/20(水) 21:20:00

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/20/news093.html

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080220/dpa.htm

 朝日新聞の朝刊にも出ておりましたが、デジタル放送の新ルール、コピー9回・ムーブ1回の「ダビング10」は6/2の16時から開始となる模様です。これでパソコン用地上波デジタルチューナーの単体モデルの普及に拍車がかかるといいのですが。

 コピーワンスと再生機器定義の問題で、パソコン用地デジタルチューナーの単体販売は大きな制約を受けています。一番出回っているものはワンセグチューナー。ただしワンセグはモバイル機器向けの放送形態であり、高画質で楽しめる代物ではありません。パソコン用かつ地上波デジタル放送の受信・録画ができる装置として今手に入る製品としては、ソニーのVGF-DT1が挙げられます。

http://www.vaio.sony.co.jp/Products/DT1/

VGF-DT1は、名目上はTVに接続できる地デジチューナーで、パソコンとはネットワークで接続。インターネットからアクティベーションキーを取得することでパソコン上での視聴・録画ができます。発売当初にはなかったCPRM対応DVD-RAMディスクへのムーブ機能が備わり、やっと使い勝手がよくなったってところです。しかしムーブによってSD画質になるのはいただけませんから、いち早いBluerayディスクへのムーブの実装が望まれます。

 VGF-DT1に限らず、地上波デジタルチューナー搭載パソコン全てに言えることですが、パソコンで地上波デジタル放送を楽しむ上でもっとも制約を受けているのは録画した番組の編集です。カット編集作業ひとつを取り上げても、パソコン内部でデータの複製をしていることと同意と考えられているため、現状では録画した番組の編集ができません。これがとにかく不便で「パソコンで地デジ」が流行らない理由の筆頭にあげられているのです。

 ダビング10の開始にあわせてパソコンを利用した地上波デジタル放送の録画・編集の規制が緩和されれば、デジタルチューナーも編集機器も一気に普及すると思います。しかし、カット編集程度の緩和でマニアは納得しない。なぜなら容易にMAD動画が作れないからです(ぉぃ)

 現在、動画ポータルサイトの中心はおもしろ動画です。その大半がホームムービー等ではなく制作者の趣向を凝らした「ネタ動画」であり、著作権問題すれすれのものばかりです。そして掲示板やブログに貼り付けられているTVの画像は、どういう訳かクリアな映像が多い。皆が今後の地上波デジタル放送やその番組に求めているものは、容易な複製による著作権侵害ではなくコンテンツを皆で楽しもういうコミュニティだと私は思います。

※複製したものを販売するわけではありませんからね 

 「TV番組を一人でむっつりと楽しんでも面白くないでしょ!みんなで話題にして楽しまなきゃ!」と思うのですが、利権に拘る日本の放送業界は「じゃぁ各々で録画するなり、DVDを買うなりしてください」と言うでしょう。もちろん買ってもいいのですけれど(パッケージコレクターなら間違いなく買いますし・それが所有欲ってものです)、でもその前に放送局は全国区で同じ番組を視聴できるようにする義務があると思うのです。地デジでは編成次第でSD画質を最大3番組まで放送できますから、地方ネット局でもダイバスターを毎週楽しめる日は近いはずなんですけどねぇ・・・

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する